03古文文法ゴロゴ

同形品詞識別

■ 「 に て 」 の 識 別 ◦「~であって」と存在的に訳すところがポイント。下 の断定「なり」と並列的に使われている。 3 格 助 詞 「 に て 」 ○ 京 にて 生まれたりし女児、国にてにはかに失せに しかば、 (土佐日記) =京 で 生まれた女の子が、土佐の国で急に死んでしまった ので、 ◦場所を表す格助詞の「にて」 。 「~であって」と訳せな いので、2の断定+「て」とは違うと判断しよう ○ 光みちて清ら =光り輝くように ◦「清らに」の前に「いと」を入れて =「とてもきれいで」と訳せるところか 判断する。 「 ○ 父はなほ人 =父は普通の身分の人

問 1 ナ リ 活 用 形 容 動 詞 の 連 用 形 活 用 語 尾「

2 断 定 の 助 動 詞 「 な り 」 の 連 用 形 「 に 」 + 接 続 助 詞 「 て 」

にて 、母なむ藤原なりけ 。

にて ゐたる人あり。 ―― らに」の形である もポイント。 きれいな様子で

であって

、母は藤原氏の出身であった。

座っている人がいる。

に 」 + 接 続 助 詞「

(竹取物語)

(伊勢物語)

て 」

■ 「 け れ 」 の 識 別

1 過 去 ( 詠 嘆 ) の 助 動 詞 「 け り 」 の 已 然 形

3 カ 行 四 段 動 詞 「 咲 く 」 の 已 然 形 活 用 語 尾 + 完 了 の 助 動 詞

2 形 容 詞 「 を か し 」 の 已 然 形 活 用 語 尾

○ 咲かざりし花も咲 =今まで咲かなかった花も ◦「エ段+ら・り・る・れ」の法則が理解できているか どうかの確認問題。 「咲け/れ/ど」と品詞分解できた かな。

○ さは翁丸にこそはあり =それではやっぱり(この犬が ◦係り結び「こそ」→「けれ」 。 いられている。 ◦係り結び 「こそ」 → 「をかしけれ」 。過去の助動 の已然形としないこと。その場合は 「をかしかり/け

○ 野 の 分 わき の 朝 あした こそ、をかし =台風の翌朝は、

「 り 」 の 已 然 形

趣深いものだ

けれ ど (万葉集)

咲いた

けれ 。 (徒然草)

けれ 。 (枕草子)

けれども

たのだ

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