センター現代文一問一答必修編
第3講 評論
『ことばの宇宙』 傍線部中や傍線部の直前に指示語がある場合は、まず は指示語が指し示している内容を押さえ、それが選択肢 中に含まれているかどうかを確認せよ 傍線部直前の指示語に注目せよ! 解 く チェック
ワードや内容がほぼそのままの形で選択肢の中の要素に なる場合が多い。 指示語の習得は、現代文攻略の最重要課題である。絶 対に見落としのないように注意して解い ほしい。
省略してあ それでいて身 る」と結んでいる
→ 〈身体〉
「 ことば
↓ 〈 身体〉
2
↓
」
→ 『身体の生きる世界』
。指し示すキー
ここまできた だけで一つの世界 ↑ そこに ことばの世界と身体の生き きり見ることができる。 「そこに」 という指示語をたどると、 もう一度 ういう」があり、それをさらにたどったところに世 「二重化」の説明が書かれている。ここでいう世界の 重化とは、 「ことば独自の世界」 「身体の生きる現実 世界」のことであり、私たちはそれをはっ りと見るこ とができるのである。 ここで気をつけておきたいのは、そうした「ことば独 ↑ そういう力
重化」という語にだまされて、二つの世界が「重なって いる」と解釈しないようにしたい
自の世界」は私たち 生きる「現実の場面を離れて、そ れだけで一つの世界」を形成しているという点だ。
をもつと言える。
ことばは現実
、
。
「二
25
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