Actuator Line JP

Precision System

潤滑

TH ボールベアリング付きユニット TH シリーズには、ボールベアリングのボール同士の金属 接触をなくし、サーキット内でのボールのずれを防ぐための保 持ケージが装着された、ボールベアリングガイドが使用されて います。スライダーの前面プレート上には、必要な量のグリー スを連続的に供給する特殊な潤滑油ユニットが装着されて

いますので、メインテナンスの間隔は非常に長くなります。潤滑 の感覚は、 2000km の使用または 1 年間の使用のいずれかに達する ごとに 1 度です。耐用年数の延長が必要な場合、また高サイクル、 高荷重アプリケーションの場合は、詳細について Rollon までお問い合 わせください。

再潤滑に必要なグリースの量:

単位: [ cm 3 ]

タイプ

TH 70

0.23

TH 90

0.5

TH 110

0.7

TH 145

1.4

表 49

■ グリースニップルにグリースガンの先端を差し込みます。 ■ アクチュエータの潤滑には、リチウム石鹸グリース NLGI 2 を 使用します。 ■ 高サイクルのアプリケーションや、悪環境での使用の場合 は、潤滑の頻度を上げる必要がある場合があります。 詳細については、 Rollon までお問い合わせください。

図 11

ボールねじ TH シリーズのボールねじのナットは、 5 千万回転ごとに再潤滑する 必要があります。以下の変換表を使用し、記載に従い直線移動 距離 (km) で再潤滑間隔を決定します。

左ブロックの潤滑用穴

再潤滑のグリース量 [cm 3 ]

タイプ

右ブロックの潤滑用穴

ボールねじの潤滑用穴

08-2.5

0.1

図 12

12-05

0.2

12-10

0.2

ブロック 4 の潤滑用穴

ブロック 2 の潤滑用穴

16-05

0.41

P S

16-10

0.78

16-16

0.6

20-05

0.79

ボールねじの潤滑用穴 ブロック 1 の潤滑用穴

20-20

1.0

ブロック 3 の潤滑用穴

25-10

1.2

TH 90 SP 4 の潤滑用油穴のポジションについては、 PS-5 をご参照ください。

図 13

表 48

ブロック 1 潤滑用穴

ボールねじ潤滑用穴 ブロック 2 潤滑用穴

ブロック 3 潤滑用穴 (SP4 でのみご用意 )

ブロック 4 潤滑用穴 (SP4 でのみご用意 )

PS-13 図 14

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