ClearLLab 10C - JP - 日本語版

Bセルチューブ

図11:このCD200 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD200は通常B細胞で発現しますが、一部の新生B細胞では陰性となります。 慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫(通常はCD200陽性)とマントル細 胞リンパ腫(通常はCD200陰性)を区別するのに特に有用です。異常な細胞集団 (紫)はCD200陽性です。

図12:このCD34 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD34は初期造血前駆細胞のマーカーです。造血幹細胞、初期骨髄系前駆細 胞(骨髄芽球)、未熟B細胞およびT細胞(リンパ芽球)で発現しています。異常な 細胞集団(紫)は強度にCD34陽性です。

図13:このCD38 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD38は活性化マーカーです。形質細胞では最高レベルで、未熟骨髄・リンパ 球前駆細胞では中レベルで、単球(緑)では低レベルで、活性化成熟リンパ球( 赤)では可変的に低レベルで発現しています。異常な細胞集団(紫)は正常な未 熟B細胞で見られるよりも低いレベルでCD38陽性です。

図14:このCD20 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD20は成熟B細胞(オレンジ)で発現しているとともに、成熟T細胞のサブセ ットで可変的に低レベルで発現しています。後期未熟B細胞では可変的に発現し ます。CD20陽性細胞は通常、低い側方散乱のリンパ球ゲート内にあります。異常 な細胞集団(紫)は部分的なCD20発現を示します。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#5:B細胞急性リンパ芽球性白血病/リンパ芽球性リンパ腫 108 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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