ClearLLab 10C - JP - 日本語版

Tセルチューブ

図9:このCD2 -側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD2 は、ほぼすべての未熟・成熟T細胞により発現する抗原です(水色)。また、CD2は NK細胞で発現し(赤)、単球で低レベルで発現しています(緑)。異常な細胞集団 (紫)はCD2陰性です。

図10:このCD56 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD56はNK細胞の大きなサブセット(赤)、NK活性を示すT細胞(NK/T細胞)、 および多くのガンマ/デルタT細胞(水色)で正常に発現しています。CD56はまた、 反応性および腫瘍性の状態の両方において単球性細胞(緑)で部分的に発現し ます。異常な細胞集団(紫)はCD56陰性です。

図11:このCD5-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD5 は多くの未熟・成熟T細胞で発現し(水色)、成熟B細胞のサブセットで低レベルで発 現しています。最も初期段階の未熟T細胞およびガンマ/デルタT細胞は通常、CD5 発現が非常に低いか、発現しません。NK細胞の小さなサブセットはCD5を発現し ます。異常な細胞集団(紫)はCD5陰性です。

図12:このCD34 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD34は初期造血前駆細胞のマーカーです。造血幹細胞、初期骨髄系前駆細 胞(骨髄芽球)、未熟B細胞およびT細胞(リンパ芽球)で発現しています。一般的 にCD34陽性前駆細胞はCD45dimゲート内で低から中程度の側方散乱性を有 し、未熟B前駆細胞は未熟骨髄系前駆細胞よりも低い側方散乱性を有していま す。異常な細胞集団(紫)は強度にCD34陽性です。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#5:B細胞急性リンパ芽球性白血病/リンパ芽球性リンパ腫 114 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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