ClearLLab 10C - JP - 日本語版

M2セルチューブ

図5:このCD45 - 側方散乱ドットプロットは、CD45+(CD45+)ゲート内のイベント を示しています。このドットプロットでは、リンパ球(ゲートLy、赤)、単球(ゲートMo、 緑)、顆粒球(ゲートGr、青)など、末梢血、骨髄、リンパ節サンプルに通常見られる 複数の白血球細胞集団を区別できます。CD45dimゲート(紫)は、骨髄芽球および 未熟B細胞が通常占める領域をカバーしています。好塩基球、形質細胞様樹状細 胞、形質細胞、NK細胞もこの領域に該当する可能性があります。各ゲートにより構 成されるイベントに異なる色を適用することにより、分析においてさまざまな細胞 集団を追跡できます。前駆細胞(紫)の数が増加していることに留意してください。

図6:このCD15-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD15 は成熟顆粒球(青の中)で発現しているほか、単球(緑)で低レベルで発現していま す。異常な細胞集団(紫)はCD15陰性です。

図7:このCD123 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD123は好塩基球および形質細胞様樹状細胞で高レベルで、CD34陽性骨 髄系前駆細胞および単球(緑)で低レベルで発現しています。異常な細胞集団( 紫)は強度にCD123陽性です。

図8:このCD117 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD117はCD34陽性骨髄系前駆細胞、初期の前骨髄球、前期赤芽球系前駆 細胞で可変的に、マスト細胞で高レベルに発現します。CD117はまた、反応性NK 細胞および腫瘍性形質細胞のサブセットでも発現しています。異常な細胞集団( 紫)はCD117陰性です。少数のCD117陽性細胞は正常な骨髄系前駆細胞です。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#5:B細胞急性リンパ芽球性白血病/リンパ芽球性リンパ腫 124 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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