ClearLLab 10C - JP - 日本語版

フローサイトメトリー免疫表現型検査の結果 フローサイトメトリー免疫表現型検査では、その他のB、T、または骨髄マーカーの著しい発現なしで、CD10強陽性、CD19中程度陽 性、CD20部分陽性、CD33弱陽性、CD34強陽性、CD38中程度陽性、CD45弱陽性、CD123中程度陽性、HLA-DR強陽性を示す、表現型が 異なり光散乱特性の低い細胞集団が確認されています。正常なB前駆細胞と比較し、より高いCD10発現、CD33弱陽性、より高いCD34 発現、CD123発現が認められるという点で異常です。形態学では90%を上回る芽球が示されており、免疫表現型検査の所見と組み合 わせると、Bリンパ芽球性白血病/リンパ腫が示されます。 総合すると、この症例での所見はB細胞リンパ芽球性白血病/リンパ腫と最も一致しています。臨床的および研究的データとの相関付け が勧告されるとともに、追加の免疫表現型検査の根拠となりうるという点に留意してください。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#5:B細胞急性リンパ芽球性白血病/リンパ芽球性リンパ腫 129 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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