ClearLLab 10C - JP - 日本語版

Tセルチューブ

図13:このCD7-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD7 はT細胞発生の初期段階において未熟T細胞で発現し、T細胞成熟の過程におい て成熟T細胞で可変的に発現します(水色)。また、NK細胞で一様に発現し(赤)、 形質細胞様樹状細胞のサブセット、および系統特異的CD34陽性前駆細胞のサブ セットでわずかに発現します。

図14:このCD8-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD8 は未熟・成熟T細胞のサブセット(水色)で発現し、細胞傷害性成熟T細胞集団を定 義します。NK細胞およびガンマ/デルタT細胞に低レベルで可変的に発現します。

図16:このCD5 - CD3ドットプロットは、リンパ球ゲート(Ly)内のすべての細胞を示 しています。CD3およびCD5は多くの成熟T細胞で共発現しますが(水色)、大きな 顆粒性リンパ球形態を有する細胞傷害性T細胞の小さなサブセットは多くの場合 にCD5の発現が低いかまったく発現しません。CD5は多くのNK細胞(赤)で発現し ません。CD3がないCD5陽性細胞(赤、右下)は異常B細胞です。

図15:このCD3 - CD56ドットプロットは、リンパ球ゲート(Ly)内のすべての細胞を 示しています。T細胞は、すべての成熟T細胞(水色)に存在し、その他の系統の細胞 によって発現しないため、CD3発現により定義されます。NK細胞は本質的に表面 CD3を発現しませんが、大きなサブセットでCD56は発現します(赤、左上)。特にNK 活性を示すT細胞(NK/T細胞)およびガンマ/デルタT細胞など、成熟T細胞の小さ なサブセットもCD56を発現します。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#7:慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫 163 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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