ClearLLab 10C - JP - 日本語版

M1セルチューブ

図9:このCD13-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD13 は成熟段階に応じて濃度が異なる、成熟過程の顆粒球で発現しています(青)。前 骨髄球で可変的に高レベルで発現するほか、骨髄球で低レベルに発現し、顆粒球 へと成熟するにつれ発現が高まり、顆粒球で高レベルに発現しています。CD13は 成熟単球(緑)では高レベルで、未熟単球では低レベルで発現し、骨髄系前駆細胞 (紫)では可変的に発現します。

図10:このCD64 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD64は成熟・未熟単球で最高レベルで発現し(緑)、前骨髄球および骨髄球 で若干低いレベルで発現しています(青)。CD64は静止期の成熟顆粒球(青)で はあまり発現していませんが、顆粒球活性化により発現が高まります。CD64はリ ンパ球系細胞または多くのCD34陽性前駆細胞では発現しません。

図11:このCD34 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD34は初期造血前駆細胞のマーカーです。造血幹細胞、初期骨髄系前駆細 胞(骨髄芽球)、未熟B細胞およびT細胞(リンパ芽球)で発現しています。一般的 にCD34陽性前駆細胞はCD45dimゲート(紫)内で低から中程度の側方散乱性 を有し、未熟B前駆細胞は未熟骨髄系前駆細胞よりも低い側方散乱性を有して います。成熟顆粒球(青)、単球(緑)、リンパ球(赤)はCD34陰性です。

図12:このCD14 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD14は成熟単球(緑)で高レベルで、未熟単球で可変的に低レベルで発現し ています。CD14はまた、成熟顆粒球で低レベルで発現しています。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#8:マントル細胞リンパ腫 192 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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