ClearLLab 10C - JP - 日本語版

M2セルチューブ

図9:このCD13-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD13 は成熟段階に応じて濃度が異なる、成熟過程の顆粒球で発現しています(青)。前 骨髄球で可変的に高レベルで発現するほか、骨髄球で低レベルに発現し、顆粒球 へと成熟するにつれ発現が高まり、顆粒球で高レベルに発現しています。CD13は 成熟単球(緑)では高レベルで、未熟単球では低レベルで発現し、骨髄系前駆細胞 (紫)では可変的に発現します。

図10:このCD33-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD33 は未熟・成熟単球(緑)で最高レベルで、未熟顆粒球(青)で若干低いレベルで、成 熟顆粒球(青)で最低レベルで発現しています。CD33は好塩基球、NK細胞のサブセ ット(赤、右下)、CD34陽性骨髄系前駆細胞のサブセット(紫)でも発現しています。

図11:このCD34 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD34は初期造血前駆細胞のマーカーです。通常、骨髄芽球、未熟BおよびT 細胞(リンパ芽球)で発現しています。CD34陽性芽細胞は通常、CD45dimゲート 内(紫)で低から中程度の側方散乱性を有します。

図12:このCD38 - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD38は活性化マーカーです。形質細胞では最高レベルで、未熟骨髄・リンパ 球前駆細胞(紫)および単球(緑)では中レベルで、活性化成熟リンパ球(赤)では 可変レベルで発現しています。

目次 > B細胞由来の腫瘍過程 > 症例#8:マントル細胞リンパ腫 197 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

すべてのイベントが重要です

Made with FlippingBook Online newsletter