ClearLLab 10C - JP - 日本語版

Bセルチューブ

図15:このラムダ - カッパドットプロットは、すべてのCD19+細胞を示しています。 初期未熟B細胞(紫)は表面免疫グロブリン軽鎖(すなわち、カッパまたはラムダ 軽鎖のいずれかが陰性)を発現しません。成熟B細胞はポリクローナルであり、 カッパまたはラムダ軽鎖のいずれかを発現します。通常のカッパ/ラムダ比は1.4 です(1~2の範囲)。付着性の血漿中免疫グロブリンによりバックグラウンドが高 くなることは一般的です。

図16:このCD19 - CD20ドットプロットは、リンパ球ゲート(Ly)内のすべての細胞を 示しています。成熟B細胞はCD19およびCD20の両方を発現します(オレンジ)。未 熟B細胞はCD19を発現するほか、可変的に低レベルでCD20を発現します。一部の 新生B細胞は、低下したCD19またはCD20発現を示すことがあります。

図17:このCD19 - CD10ドットプロットは、リンパ球ゲート(Ly)内のすべての細胞 を示しています。B細胞はCD19陽性です(オレンジ)。CD10陽性成熟B細胞はリン パ節の胚中心に分散しており、後期未熟B細胞の小さなサブセットは末梢血と骨 髄液に存在します。一般的に未熟B細胞はCD10陽性ですが、大部分はCD45dim ゲート内で確認されます。

図18:このCD38 - CD10ドットプロットは、リンパ球ゲート(Ly)内のすべての細胞を 示しています。CD38は、形質細胞では高レベルで、未熟B細胞では中レベルに、胚 中心B細胞では低レベルで発現しています。多くの成熟B細胞はCD38は低レベル か陰性です。T細胞(赤)は活性状態に応じて可変的なCD38発現を示します。少数 のCD10陽性およびCD38中程度陽性の細胞は、リンパ球ゲート内で後期未熟B細 胞を示しますが、多くの未熟B細胞はCD45dimゲート内にあります。

目次 > 異常免疫表現型なし > 症例#2:正常な骨髄 36 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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