ClearLLab 10C - JP - 日本語版

M1セルチューブ

図13:このHLA-DR - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。HLA-DRは単球(緑)および形質細胞様樹状細胞など、抗原提示細胞で発現 しています。また、CD34+陽性前駆細胞(紫)、成熟(赤、右下)・未熟(紫)B細胞、 および活性化T細胞(赤)でも発現しています。

図14:このCD11b - 側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示していま す。CD11bは後期の前骨髄球段階に始まる成熟過程の顆粒球(青)と、単球(緑)で発 現しています。CD11bはまた、NK細胞(赤)および好塩基球(紫)でも発現しています。

図15:このCD11b-CD16ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD11b は単球(緑)、成熟過程の顆粒球(青)、NK細胞(赤)、および好塩基球(紫)で発現 しています。CD16は成熟過程の顆粒球(青)、およびNK細胞のサブセット(赤)で 発現しています。顆粒球成熟の間は多くの前骨髄球でCD11bとCD16(青、左下) が欠損しており、骨髄球へと成熟するにつれてCD11bを獲得します(青、右下)。 次にCD16は低レベルで後骨髄球で取得され、成熟顆粒球へと成熟するにつれ て徐々に増加し、成熟顆粒球で最高レベルで発現しています。

図16:このCD16 - CD13ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD13 は成熟過程の顆粒球(青)、単球(緑)、好塩基球、およびCD34陽性前駆細胞(紫) で発現しています。CD16は成熟過程の顆粒球(青)、およびNK細胞のサブセット (赤)で発現しています。顆粒球成熟の間はCD16なしでCD13が前骨髄球によっ て可変的に発現し(青、左)、骨髄球へと成熟するにつれてCD13は消失していき ます(青、左下)。その一方で骨髄球は次に、CD16が少ない後骨髄球から、高い CD13およびCD16発現を示す成熟顆粒球へと成熟する過程で、CD13とCD16を 同時に獲得します(青、右上)。

目次 > 異常免疫表現型なし > 症例#2:正常な骨髄 47 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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