ClearLLab 10C - JP - 日本語版

M2セルチューブ

図21:このCD38 - CD19ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD38 は、形質細胞および系統特異的初期前駆細胞で一様に発現します(紫)。このサン プルのほとんどの前駆細胞は、CD19陽性でCD38中程度陽性(紫)のB前駆細胞で す。成熟CD19+B細胞はより低いレベルのCD38発現(上の赤)を示します。形質細 胞は、スケールから大きく外れた極度に高レベルのCD38発現を示しますが(紫、一 番右)、可変的なCD19発現も示しています。成熟過程の顆粒球での明らかなCD19 陽性(青)は、主に好酸球による自家蛍光を原因とします。

図22:このHLA-DR-CD15ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD15 は成熟過程の顆粒球(青)および単球(緑)により発現します。HLA-DRはB細胞、 単球(緑)、形質細胞様樹状細胞、およびCD34陽性前駆細胞(紫)で発現していま す。成熟過程の顆粒球は、CD15を獲得している過程の最初期の形態を除き、HLA- DR(青)を発現しません。CD34陽性骨髄系前駆細胞(紫)はHLA-DRを発現します が、CD15の発現は一時的です。

目次 > 異常免疫表現型なし > 症例#2:正常な骨髄 54 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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