ClearLLab 10C - JP - 日本語版

M1セルチューブ

図5:このCD45 - 側方散乱ドットプロットは、CD45+(CD45+)ゲート内のイベン トを示しています。このドットプロットでは、リンパ球(ゲートLy、赤)、単球(ゲート Mo、緑)、顆粒球(ゲートGr、青)など、末梢血、骨髄、リンパ節サンプルに通常見 られる複数の白血球細胞集団を区別できます。CD45dimゲート(紫)は、骨髄芽 球および未熟B細胞が通常占める領域をカバーしています。好塩基球、形質細 胞様樹状細胞、形質細胞、NK細胞もこの領域に該当する可能性があります。各 ゲートにより構成されるイベントに異なる色を適用することにより、分析におい てさまざまな細胞集団を追跡できます。この症例では、白血球細胞は大部分が リンパ球で構成されています。

図6:このCD16-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD16 は成熟顆粒球で最高レベルで発現し、後骨髄球および杆状核球で可変的により低 レベルで発現しています。多くのNK細胞はCD16(赤、右下)を発現し、活性化単球 のサブセットも同様です。成熟リンパ球(赤、左下)はCD16陰性です。

図7:このCD7 -側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD7 はT細胞発生の初期段階において未熟T細胞で発現し、T細胞成熟の過程におい て持続し、成熟T細胞で可変的に発現します(赤、右下)。また、NK細胞で一様に 発現し、形質細胞様樹状細胞のサブセット、および系統特異的前駆細胞のサブ セットでわずかに発現します。

図8:このCD10-側方散乱ドットプロットは、すべての生存細胞を示しています。CD10 は未熟B細胞、成熟胚中心B細胞、および成熟顆粒球で発現しています。この症例 におけるCD10弱陽性は、胚中心B細胞によるものです。

目次 > 異常免疫表現型なし > 症例#3:正常なリンパ節 69 Beckman Coulter • ClearLLab 10Cパネル • C33370 AB

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