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それぞれ というのが最も

くい「接続助詞」と

まず、

傍線部bの「に」は「

」=「話などしている

」と訳せるので、接続

連体形に接続し、文と文を

でないものを探していこう。

1は格助詞。格助詞は体言に付い

多い。断定の 動詞「なり」の連用形と

2は形容動詞「ほのかなり」の連用形活用

かに」

となっている

ものは形容動詞である場合が多 。

「ほのかなり」全体で、物事の状態や様子や性質

こと

も確認しておこう。 「ほのかな状態・様子・性質」

3は

1と同様のポイントを押さえて格助詞と判断する。体言に

4は完了の助動詞「ぬ」の連用形。ポイントにあるように

「にけり」の時の 「に」は完了の助動詞 「ぬ」

の連用形

だ。

5は

1と同様のポイントを押さえて格助詞と判断する。

6は格助詞か接続助詞かで判断に迷う。本文を見ると「に」の直後に「

取れるが、 訳してみると「春ののどやかなるに」=「春ののどかな日に」とな

という体言 省略されているのを補っ 訳すのがポイント。