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石川雅望

にせ

むらさきい

なか

げ ん じ

』の作者

りゅうていたねひこ

亭種彦

の師でもある。

が、彼が学んだ

「国学」というのは

げんろく

時代の

けいちゅう

が創始したとされ、

か も の

ま ぶ ち

を経て

もとおり

のりなが

により思想の体系とし

もので、入試で頻出す

まず、 契沖と賀茂真淵の

まんようだいしょうき

葉代匠記

』 。賀茂真淵は『~

考』で終わる三部作、 『

かんじこう

辞考

』 『

まんようこう

葉考

』 『

こう

』が大切だ。

『万葉代匠記』

契沖

『冠辞考』

『万葉考』

『歌意考』

える

賀茂真淵

国学を大成した本居宣長の著作物は多く、

本居宣長

『源氏物語玉の小櫛』

『玉勝間』

「もののあはれ」

はれ

『古事記伝』

『うひ山ぶみ』

1800年頃の人物

本居宣長で最頻出は随筆『

たまかつま

勝間

』 。 『源氏物語』の注釈書『源氏物語玉の

お ぐ し

』では、

『源氏物語』

の本質を「もののあはれ」にあると論じた。また『古事記』

である『うひ山ぶみ(初山踏) 』なども入試文学史では頻出だ。