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る人もいな
道に控えていた
はできません」と言
C
を持っているのを見
師親が
逃げ
たりなどするうちに、
私は
思うままに
院を
打ち申し上げた。 「今
後は永久に男たちを使って打
院は
ねん
ごろにおわびになった。
さて、うまくやりとげ と思っ い
がるとき、公卿たちがつねの御所に控えて
院
が
話し出されて、 「私は三十三におなりになる。
あったと思われる。こんなひどい目にあったのだ。
踏んで万乗の君とな 身に
C
を当てられたことは、まだ昔もそ
の例はないだろう。 どうしてまた、 あなたがたは私を助けな
たのか。皆で共謀なさったのか」 と、 それぞれに恨みごとをおっ
しゃったので、
公卿たちが
それぞれあれこれ弁解申し上げなさ
るうちに、
「それにしても、 君をお打ち申し上げるほどのことは、
女房であると申しても、その罪は軽くないことであります。昔
の朝敵の人々も、 これほどのひどいことはやってはおりません
君の
御影をさえも踏まないことになっておりますのに、実際に
ましたるを 悲しや。人やあ
も、 きと参る人もな
の大納言が参らむとす
清水、
「子細候ふ。 通し参
ちたるを見て、 逃げなどするほ
に打ち参らせぬ。
「これより後、 な
打たせじ」 と、 よくよく御怠状せさせ給
さて、 しおほせたりと思ひてゐた ほどに
夕供御参る折、公卿達常 御所にさぶ ふに
仰せられ出だして、
「わが御身、 三十三になら
せおはします。 御厄年に負けたるとおぼゆる。
かかる目にこそ逢ひたりつれ。十善の床を踏
んで万乗の主となる身に
B
を当てられし、未
だ昔もその例なくやあらむ。 などかまた、 おの
おの見継がざりつるぞ。 一同せられけるにや」
と、 面面に恨み仰せら るほどに、 おのおの
とかく陳じ申さるるほどに、 「さても、君を




