37
第3講 『大鏡』
1
推量=~だろ
2
意志=~う。~よ
3
適当・当然=~のが
※「むず (んず) 」の平安
※中世以降、 「む 」にさらに
が現れた。これは単に「~だろう」
「むず」 「んず」のように「ず」とい
かな。
ここでの「むず」は推量であって、 打消の意
。 「むとす」が縮まって「むず」になっ
たもの ので、打消の意味はないのだ。
次のポイントとしては、
「むず」の直前の「な」が
は普通、完了の助動詞と言われるものだが、
下に助動詞がついて「なむ」 「なまし」 「ぬべし」 「ぬら
などのように複合助動詞になる場合は、 「強意」の意味になる
。そこで「なむず」の訳としては、 「きっ
と~だろう」あるいは「~にちがいない」となる。漢字を当てると
ててみると、 「事出で来なむず」となる。ここ 直訳だとわかりにく
力も要求されている。




