![Show Menu](styles/mobile-menu.png)
![Page Background](./../common/page-substrates/page0053.jpg)
53
第4講 『今昔物語集』
ころせし」 ば」 ) 、恐縮し
問三
敬語を苦手とする受験生
い。敬語が苦手な人は『古文文
いの「奉る」は、 謙譲語と尊敬語
ここでは謙譲語で「差し上げる」 「
。
「宇多の院に奉りたりけるなり」=「宇
普通の語に改めると「与ふ(与える) 」にな
ろの「おはします」は尊敬語で、 「おはす」よ
大
橋(
お
ー
はし
)巨泉
ます
ます
いらっしゃる
おはします=いらっしゃる
「おはします」を普通の語に改め と、 「あり」 「行く
醍醐の天皇は御子で「いらっしゃったので という文脈なので、
はの「参る」 、いの 奉る」と同様、謙譲語と尊敬語の場合があ
よめきて参る気色のありければ」=「誰かがそよそよ 衣ずれ 音をさせ
と訳せるので、 「参る」を普通の語に改めると「来(く) 」になる。現代語で
O
K。
解答
a=4
b=1
c=1
d=3
解答
い=与ふ (与える)
ろ=あり (ある)
は=来 (来る)